山手線めぐり

やまてせん、やまのてせん

山手線を利用する人々

やまてせん、やまのてせん

JRの山手線は「やまのてせん」と呼びますが、一時は「やまてせん」と呼ばれたこともあるそうです。
山手線の山手は山の手のことなのですが、終戦直後に日本でローマ字併記が進められたときに、山手のローマ字表記をYAMATEと振ってしまったため、しばらく「やまてせん」と呼ばれることになってしまったのだそうです。
山の手は、下町と対になる言葉で、下町が都市の市街地のうち低地にある地区であるのに対し、山の手は都市の高台にある町のことを言うそうです。東京でいえば、本来、武蔵野台地の東縁以西の四谷・青山・市ヶ谷・小石川・本郷周辺が山の手と呼ばれる地域だったようです。
ようやくJRは1971年に、やはり山手は「やまのて」と読む方が名前の発祥から考えて正しいとされ、「やまのてせん」とふりがなが振られ、ローマ字表記も「YAMANOTE LINE」に改められました。それ以後、呼び方が「やまのてせん」で統一されているのはとてもよいことだと思います。
例えば名古屋では「鶴舞」に「つるま」と「つるまい」の2つの読み方が併存しています。駅名は「つるまい」なのですが、地名や公園名は「つるま」です。施設名では、その施設ごとに「つるまい」だったり「つるま」だったりしています。こういうのはわかりにくいですからね。

2016/06/06 03:28:43